第284回-2025年11月27日
視聴者からの意見について…など
2025年11月27日、第284回青少年委員会を沖縄県那覇市のNHK沖縄放送局内会議室で開催し、吉永みち子委員長をはじめ7人の委員全員が出席しました。
議事では、10月後半から11月前半まで1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
11月の中高生モニター報告のテーマは「今の自分が『心の底から笑える(楽しめる)』と思う番組について」でした。
委員会ではこれらの視聴者意見や中高生モニター報告について議論しました。
最後に今後の予定について確認しました。
議事の詳細
- 日時
- 2025年11月27日(木)午前10時00分~正午(午後0時00分)
NHK沖縄放送局A・B会議室 - 議題
- 視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
今後の予定について - 出席者
- 吉永みち子委員長、飯田豊副委員長、池田雅子委員、佐々木輝美委員
沢井佳子委員、髙橋聡美委員、山縣文治委員
視聴者からの意見について
10月後半から11月前半までの1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
幼児向け教育番組の挿入歌について視聴者から「歌詞やアニメーションで、アフリカという大陸を一括りにしたうえ、腰みのだけの男児を中心に半裸を含む人々が動物と踊っていた。(国の)開発が進んでいないことを想起させる差別的な内容だ」との意見がありました。
担当の委員は「アメリカ先住民についても、鮮やかな衣装を身にまとい鳥の羽を頭につけてという典型的な描き方がされることがある。(歌のアニメでは)開発が進んでいないという、差別的とまでは言えなくても、ステレオタイプの描き方の傾向は感じられる。上半身裸で未開というイメージを与え得るこの男児の映像をアフリカの人たちが見たらどう感じるのだろうかと思う」と説明しました。
ある委員は「歌詞で『アフリカには』とひと言でまとめているのは文化に対する粗さというか、ずさんさを感じる。私が番組担当者なら『考え直そう』という内容だ。グローバルとか多様性が主張されるのであれば、それに合わせて幼児番組もそうなっていくべきだろう」と指摘しました。
一方、ほかの委員からは「さまざまな文化や民族があることを考えれば、『こうした映像をテレビに出してはいけない』とするのは、むしろ視野を狭めるし多様性を淘汰することになると感じた」との見方も示されました。
さらに別の委員も「この歌詞の解釈に対して委員会として論評するのは踏み込みすぎという印象だ」と述べました。
このほかに大きな議論になる番組はなく、「討論」に進むものはありませんでした。
中高生モニター報告について
11月のテーマは「今の自分が『心の底から笑える(楽しめる)』と思う番組について」で、25人から合わせて18番組の報告がありました。視聴方法はリアルタイム視聴が10人、アプリ(TVer、NHK ONEなど)やオンデマンドを利用したタイムフリー視聴が6人、録画・録音が8人、回答なしが1人でした。
複数のモニターが取り上げた番組は『火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」』(TBSテレビ)、『世界の果てまでイッテQ!』『月曜から夜ふかし』(いずれも日本テレビ)、『アメトーーク!』(テレビ朝日)、『新しいカギ』(フジテレビ)の5つです。
「自由記述」にはテーマに関する意見のほか、特定の番組や放送局への要望・意見が複数寄せられました。
「青少年へのおすすめ番組」では『沼にハマってきいてみた「生放送 ハマってHAPPY!あのハマったさんどうなった?SP!」』(NHK Eテレ)と『人生が変わる1分間の深イイ話2025秋SP』(日本テレビ)にそれぞれ5人から、『~地球を笑顔にするTV~噛みしめTIME,』(TBSテレビ)に4人から、『野原ひろし 昼飯の流儀』(BS朝日)に2人から感想が届いています。
◆モニター報告より◆
【今の自分が『心の底から笑える(楽しめる)』と思う番組について】
-
『NHKのど自慢』(NHK総合)
ザッピングしていると番組を放送していて、しばらく見ていると思いがけず声を出して笑いました。すごく地味な人が歌いながらはじける姿に、笑いを通り越して感動すら覚えます。見た目とのギャップがすごい。歌を唄って感謝が伝わるのか、私には理解することは難しいですが、感極まって泣いている出演者や家族の姿を見て、もらい泣きする場面が何度かありました。「こんな家族を築きたい」と素直に思いました。(中学3年・男子・北海道) -
『夜ドラ「ひらやすみ」』(NHK総合)
母に面白いよと勧められて視聴しました。思わずクスっと笑ってしまうようなほっこりとした笑いがあるドラマです。一番のお気に入りシーンは、ヒロト(岡山天音)の親友ヒデキ(吉村界人)に子どもができた時に、ヒデキが「もう今のように会うことはできなくなるかもしれない」と告げたあと、ヒロトが「元気な赤ちゃんが産まれるといいなあ」とワクワクしながら帰宅するシーンです。相手の幸せを願うことでいっぱいになるのはいちばん素敵な考え方だと思います。これから生きていくうえでのヒントがたくさん詰まっているように感じ、笑えるだけでなく学びにもなるドラマでした。(高校2年・女子・東京) -
『LIFE!「マーベラスSP」』(NHK総合)
お笑い番組はフリートーク多めだと疲れてしまい、当たりはずれが多い印象で、最近は視聴する機会が少なくなりました。この番組は新作を含め過去の人気のコントも見ることができるので、視聴者の目線に立った番組作りをしていると感じます。今回は天海祐希さんが出演するので一層楽しみにしていました。どのような役もこなせる俳優さんですが、コントでもドラマを見ているような本気度で、こちらも入り込んで見てしまいました。(中学1年・女子・東京) - 『火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」』(TBSテレビ)
- 相手の気持ちを考えず余計なひとことを言う主人公の勝男(竹内涼真)が、気持ちを入れ変えて料理を始めてどんどん変わっていく姿は見ていて応援したくなります。最初はウザいキャラだったのに愛すべきキャラに成長していくのがとても面白いです。(中学2年・女子・千葉)
- パンチのあるタイトルに興味を持ち、第1話から毎週視聴しています。主人公の出身地が近いこともあって、価値観や発言などが身近にいる人と重なることが多く、当事者としては深刻ですが笑いが止まりません。なにより竹内涼真さんの演技に見入ってしまいます。(高校1年・女子・熊本)
-
『ニノなのに』(TBSテレビ)
「スマホなしで目的地に行けるのか?」という企画に興味を持ちました。最も印象に残ったのは最終的にZ世代が勝利したことです。「地図は読めるはず」という昭和代表のプライドと、「スマホがないと無理だ」と戸惑うZ世代のギャップが笑えました。(高校1年・男子・神奈川県) -
『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』(TBSテレビ)
浜田雅功さんとゲストの会話がおもしろいです。歌っている人以外の出演者も一緒に歌ったり手拍子や合いの手を入れたりして盛り上がっている姿は見ていて心から楽しめます。曲名が出た時に「この曲は歌える」「この曲は知らない」と家族で盛り上がりながら楽しめて良いと思います。(高校3年・女子・徳島) -
『ひらめけ!うんぴょこちゃんねる「のん子★はま子アイドルデビュー曲!お披露目SP」』(TBSテレビ)
男性アイドルグループのWEST.が好きで、そのうちの2人が女装して小学生の姿になり、全力でデビュー曲を披露しているところがとても可愛くて面白かったです。また「うんぴょこアプデ委員会」の企画でもメンバー7人が全力でゲームに挑戦していて、今回の「フェイスチャーゲーム」は顔の表情だけで仲間にお題を伝えるもので、周りの笑い声につられて笑ってしまいました。(高校2年・女子・埼玉) - 『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)
- アルティメットの日本代表という結構すごい人が、公園の水道で“シャワー”を浴びていたのは笑えた。スタジオの「整形の話」では、マツコ・デラックスさんがスタッフに「あの人も整形だよ」と事実っぽいことを伝えて少し凹ませていた。(中学1年・男子・福島)
- 常に面白い人に取材できるとは限らないので、相当な量の取材や情報収集をしているのだろうと思います。番組制作に関わる人の努力が伝わります。塾から帰ってきた後に見て、いつも元気をもらっています。(高校1年・女子・愛媛)
-
『Golden SixTONES』(日本テレビ)
もともとSixTONESをよく知りませんでしたが、たまたまテレビをつけたタイミングで放送していた初回があまりに面白かったので、そこから毎週視聴しています。日曜の夜はいつも番組を見ながら母と爆笑しています。視聴者も一緒にゲームできるのがとっても楽しいです。SixTONESはみんなノリが良くておもしろく、その発言に対してスタッフのツッコミのように真面目風なテロップが表示されるのもさらに笑いを誘います。(中学2年・女子・東京) -
『笑点』(日本テレビ)
今の時代は目立って面白い企画があまりなく、「パクり」ではなくオリジナルを出してほしいと感じている。この番組に興味を持ったのは祖父母の影響で、落語家たちの個性が際立っており、ものまねする人、毒舌な人、天然な人など多岐にわたるキャラがあって見ごたえがある。おじいちゃんたちの話を聞いているようでとてもほっこりするし、日本の伝統文化を落語家の得意分野「大喜利」として世に発信していく番組も面白いなと思う。(中学3年・女子・山梨) - 『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)
- 普段は笑いを求めてテレビを見ていないのですが、小学生の時に番組をよく見ていたことを思い出し、久しぶりに視聴しました。「墨汁風船ゲーム」やカラオケ大会では、女性芸人たちが体を張って仲良くわちゃわちゃしている様子に心から笑えました。家族で笑いながら見ました。(中学3年・男子・東京)
- 小学生の頃から視聴していて一番好きなテレビ番組。「女芸人一芸合宿」の企画で一番好きなのは宴会で、福井の回も今の流行りネタがたくさんあってとても面白かった。笑いもありつつ、最後には驚くような集大成をパフォーマンスで見せてくれる。(高校2年・女子・東京)
- ナレーターのつっこみがとても好きです。人を馬鹿にしたりいじったりして笑いをとるのではなく、出演者自身がボケてそこに他の出演者やナレーターがつっこむ形は安心して視聴できます。VTRを見ているスタジオ映像(ワイプ)が昔よりも少なくなった気がするので、もう少し増やしてほしいです。(高校1年・女子・岡山)
- カレンダープロジェクトのカレンダーを毎年購入しています。金子貴俊さんが「どうせなら海外とか行きたかった」と言ったところ「この企画は他よりお金がかかるし、前回失敗したのだから立場を考えてもらいたい」とスタッフが答えるやり取りがあり、ネタに転換しているのがすごく面白いです。ただVTR終了後にスタジオメンバーが文句をつける流れは不要だと思います。バラエティーなのだから肯定できる空気感を大事にしてほしいです。(高校3年・男子・福島)
-
『timelesz ファミリア』(日本テレビ)
新旧メンバー関係なく盛り上がっている様子は、一緒に声を出して笑えておもしろいです。足の引っ張り合い方も、メンバーの良いところを引き出しいる感じの声かけで応援したくなります。番組が30分と短いためスピード感がありテンポも良く、アットホームで雰囲気が良いです。(高校3年・女子・長崎) - 『アメトーーク!』(テレビ朝日)
- 毎週チェックしている番組。「自分のオンエア観るの大好き芸人」の企画は斬新で、出演者のトーク力と構成が完璧で「これぞテレビ」という良さが各所で出ていた。どの芸人の話も共感したし、スタッフ(裏方・カメラ担当・編集の上手さ)にフォーカスしたところにテレビ愛を感じた。ヒヤヒヤする言葉(差別的な言葉)がないことも心から笑える要因の一つだと思う。(高校1年・女子・秋田)
- 筋トレには全く縁がないがトークは非常に面白く、一緒に観ていた弟と何度も声を上げて笑ってしまった。MCもゲストも以前から好意的に見ている芸能人であり、また話題の数も適切で、話の展開の速さに戸惑ったり、逆に内容が薄いと感じたりすることもなかった。視聴者は“減点方式”で視聴していると考えられるので、ターゲットの視聴者層にとってストレスフリーな番組にすることは重要だと思う。(高校2年・女子・神奈川)
-
『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日)
野木亜紀子さんの脚本だったので視聴し始めました。設定が突拍子もなく変で、“人助け”の内容もすごく小さなことですがそこが面白く、家族と一緒に笑いながら見ています。また所々に謎めいた発言があって、家族で考察するのも楽しいです。ハラハラするシーンもありますが同時にユーモアもあって、ドキドキ・ハラハラが苦手な弟も一緒に見ることができています。このようにうまくバランスを整えることを他の番組でもぜひやってほしいです。(中学2年・男子・群馬) -
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)
「記憶忍者隊 マッサマン」の企画が好きでいつも視聴しています。聞いたことのない単語を、独特のゴロ合わせで覚えようとするところが面白いです。ヒーローでありながら初戦で負けてしまう展開が“やらせ”のない感じでいいなと思います。(中学1年・男子・大分) -
『土曜プレミアム・全国ハモネプ大リーグ2025~アカペラ日本一決定戦~』(フジテレビ)
母が毎回視聴していて自分も一緒に見るうちにファンになったので、今回も視聴した。惜しくも優勝を逃した「The Boogie City」の「Thriller」のパフォーマンスが一番印象に残っている。人間の声だけで生み出される美しいハーモニーと、バンドさながらの迫力あるサウンド、そして出場者の情熱がすごく伝わってくる所に毎回とても感動する。(中学2年・男子・東京) - 『新しいカギ』(フジテレビ)
- 好きな企画は「ハイスクール大喜利」です。高校生と芸人がお題に沿って面白い答えを出し合うもので、芸人たちがガチンコで戦うので応援したくなるし、高校生の答えも素人とは思えない面白いものばかりで大笑いしました。(中学3年・男子・大分)
- 「①学校のかくれんぼ」と「②ティーチャーをさがせ」の企画が好きです。①はクオリティーの高い隠れ場所が設定され、素材や質感まで精巧に再現する美術スタッフの意気込みも感じられます。②は若い先生が髪型や着こなしを生徒に近づけようと努力する姿が何とも面白いです。参加者全員の一体感があり家族で安心して楽しく見ることができます。(高校2年・女子・熊本)
-
『酒のつまみになる話』(フジテレビ)
毎週欠かさず視聴していて心の底から笑える大好きな番組です。自然と疲れが取れていくようで日々の楽しみになっています。トークテーマについて出演者のみなさんが自由に深めていく様子を一緒に楽しめるのが魅力で、「自分ならどう答えるかな」と考えるのもこの番組ならではの面白さです。番組がなくなってしまうのはとても寂しいです。(高校3年・女子・広島)
【自由記述】
<今月のテーマに関する意見>
- 「心の底から笑える瞬間」とは、思いもよらない展開といった「自分の想像を飛び越えること」だと思います。しかし“笑い”を追求するあまり倫理的な問題が生まれてしまうこともあります。誰かを傷つけてしまうこと、特定の国籍や障害などをネタにしてしまうこと、本人が望まないことを晒してしまうことなど、笑いの陰に存在するケースもあると思います。心の底から笑えるものほど倫理的なラインを意識する必要があると感じます。(高校1年・男子・神奈川県)
<特定の番組に関する意見>
-
『NHKスペシャル「臨界世界-ON THE EDGE-走線者 亡命か送還か』(NHK総合)を視聴しました。中国共産党に狙われた人々が南米からアメリカに徒歩で入国し、亡命裁判を受けるドキュメンタリーでした。こんなことが現実に起こっていると知ることができて良かったです。このような番組に出会って新たなことを知ることができるのはテレビの良いところだと思うので、このようなドキュメンタリーをもっと放送してほしいです。(中学2年・男子・群馬)
-
県外の大学へ進学した姉は、当時『ラヴィット!』(TBSテレビ)に支えられていました。『ラヴィット』は一人暮らしを応援する番組なのだなと思います。私も姉のおすすめのラッピーに会ってみたいので、長崎へ遊びに来てほしいです。(高校3年・女子・長崎)
-
日本テレビの『良いこと悪いこと』とその後に続く『with MUSIC』のつなぎがおもしろく、リアルタイムならではの楽しさがあることを改めて感じました。(高校3年・女子・広島)
-
『DAN!DAN!EBiDAN!』(テレビ東京)のイベントグッズを提案する企画で、グッズに値段をつけるまではいいですがそれを買うであろうファンが見ている番組なのに「もっと取れる」「もっといける」など荒稼ぎを思わせるような発言はいかがなものかと思いました。(高校1年・女子・熊本)
-
短い時間ですが、最近ラジオを聴く機会があります。『ONE MORNING』(エムエム東京)のユージさんと吉田明世さんのやり取りにクスっと笑ったり、映像を見なくてもイメージできるCMはすごいと感心したりしています。(中学1年・女子・東京)
-
『ベストヒット歌謡祭2025』(読売テレビ)で、楽しみにしていたグループの音と口の動きがずれていて「口パクなのかな?」と思いました。テレビで見ているファンも残念だったと思います。(中学2年・女子・千葉)
-
『さらば青春の光の青春ジャック』(テレビ愛媛)が私の学校に撮影にきました。親が毎週欠かさず見ていて、まさか我が校に来るとは思っておらず驚きました。私のクラスでインタビューしたので、もしかしたらテレビに映るかもしれません!愛媛の高校生だけにフォーカスする番組があるのはとても嬉しいです。学生も飽きずに見られるし、他校との違いを見比べることもできて面白いです。(高校1年・女子・愛媛)
<放送局への要望や意見>
-
日本シリーズとワールドシリーズが同じ時期にありましたが、スポーツニュースではドジャーズが出場したワールドシリーズばかり放送されていました。日本シリーズの結果や選手たちの活躍をもっと放送してほしかったし、日本で活躍している日本人選手にもっと注目してほしいです。(中学1年・男子・大分)
-
私はトーク系の番組が大好きですが、高校生になってからすごく役に立っています。遊ぶといえばひたすら“おしゃべり”ですが、テレビを見過ぎているおかげで異常にテンポのよいおしゃべりをしています。オーディションなどで選ばれた高校生がひたすらおしゃべりする番組を制作してほしいです。(高校2年・女子・東京)
-
新しい政治番組についての提案。現在SNSで切り抜きが多くある「インフルエンサーがテレビ出演する」「影響力のある若い人がガツンと言う」「理解しにくい部分がとても分かりやすく説明されている」「討論する」要素を中心に政治番組をつくれば、SNSから番組を知って視聴する人が増えると思う。(高校1年・女子・岡山)
-
それぞれの都道府県でしか放送していない番組を北から順に全国に向けて一週間に1度くらい放送すれば、その魅力を発信できると思う。(中学1年・男子・福島)
-
「地球を笑顔にする広場2025秋」のイベントで、東京・赤坂のTBS放送センター見学ツアーに参加しました。テレビ局内を見学できるイベントはかなり少ないですが、テレビ制作の裏側を知って番組をより身近に感じることができるので、もっと増やしてほしいです。(中学3年・男子・東京)
-
番組内での炎上発言が最近多いように感じるが、炎上は防げないのだろうか。生放送でなければ修正はきくはずだし、テレビ局側もNG言動などを原稿のように用意していればよかったのではないか。裏方とタレント双方で話し合い、「誰でも楽しめる」をモットーとした番組作りをすることを望んでいる。(中学3年・女子・山梨)
<その他>
-
ニュースで高市早苗総理大臣の所信表明演説を聞いていて、野次が大きすぎて何を言っているのか分かりませんでした。字幕があって何とか内容を理解しましたが、どうして最後まで黙って話を聞けないのかと、国会議員たちを情けなく思いました。(中学3年・男子・大分)
-
日本テレビの菅谷大介アナウンサー死去のニュースについて。先日視聴した『シューイチ』(日本テレビ)では岩田絵里奈アナウンサーがこのニュースを伝える際に涙ぐんでいて、『ZIP!』(日本テレビ)でも水卜麻美アナウンサーも涙していたそうです。アナウンサーたちが実際に泣いているところを見て、改めて人の温かみを感じました。最近はAIがテレビ業界にも進出してきていますが、やっぱり人間がやっているのだと思うと少し安心します。(中学2年・女子・東京)
-
ここ数年でメディアに対するネット上の声の存在意義が分からなくなったと感じる。たとえばメディアが政治について何か取り上げると、ネットでは何かとメディアを敵扱いし、何がどんな理由で印象操作なのか偏向なのかも示さずに、無責任にメディア批判をしていておかしいと思う。(高校3年・男子・福島)
【青少年へのおすすめ番組】
- 『沼にハマってきいてみた「生放送 ハマってHAPPY!あのハマったさんどうなった?SP!」』(NHK Eテレ)
- NHKでよくこの番組名を選択したなと思いました。「沼にハマる」は「趣味に没頭する」というプラスのイメージもありますが「ハマってしまうと抜け出せない」というマイナスのイメージもあるからです。若い世代に関心を持ってもらうための番組名なのかなと思いました。(高校2年・女子・熊本)
-
私のように数回だけしか視聴したことのない人でも楽しめるような回だった。生放送で出演者とリアルタイムで共有できるところも注目ポイントだと思う。ハマったさんや芸能人からメッセージが届いてすごくほっこりする番組だと思った。新しい沼も知ることができてとても楽しかった。(高校2年・女子・埼玉)
- 『~地球を笑顔にするTV~噛みしめTIME,』(TBSテレビ)
- 「食材に込められた想いを知ることで、食べることがもっと楽しくなる」というアンミカさんの言葉が心に残った。食べものの裏側にある物語を知ることで、日々の食事がより豊かで意味のあるものになると感じた。(中学2年・男子・東京)
- 「魚は天然の方が良い」という意見もあるけれど、育てる人の想いがつまった養殖魚にもたくさん魅力があると思った。(高校2年・女子・東京)
- 全体的に面白くなく、何を伝えたいのか、どのような気持ちで見たらよいのか分かりません。アナウンサーが牛肉と白米を食べている時に「奇跡」という言葉を使用していましたが、大げさすぎると思います。出演者に好きなタレントがいなかったのも残念でした。(中学1年・女子・東京)
-
『人生が変わる1分間の深イイ話2025秋SP』(日本テレビ)
いつも見ていた『深イイ話』が久しぶりに復活すると知って視聴しました。特に「アンパンマン」の裏側に密着するというテーマに惹かれました。作品に関わった人たちの想いや姿勢を知って、思いやりの心を届けるための信念が込められていることが分かりました。(高校1年・男子・神奈川県) -
『あぐり王国北海道NEXT』(北海道放送)
北海道のごぼうは十勝産が多く、清里産はマイナーです。そんな清里町とマイナー野菜のごぼうにスポットを当てたことに番組のこだわりを感じました。収穫体験を通して農業と食を考える、奥の深い教養番組だと思います。さっそくスーパーに走りましたが、十勝産のごぼうしか売っていませんでした。(中学3年・男子・北海道) -
『第104回全国高校サッカー選手権大会群馬県大会 決勝』(群馬テレビ)
サッカーが好きなので視聴してみました。実況が聞きやすく楽しく見ることができました。優勝のテロップの色が芝に少し似ていて見づらかったことが少し残念でした。(中学2年・男子・群馬) -
『野原ひろし 昼飯の流儀』(BS朝日)
CGの奇抜なダンスやシュールで愉快なオープニング・エンディング映像がネットの動画投稿サイトで話題になっていて番組を知った。基本アニメーションだが、メインとなる料理だけは実写映像が用いられているのが視覚的に新鮮で面白い。1つのエピソードが短く手軽に視聴でき、深夜放送ではあるものの子どもから大人までの多くの人に親しまれる番組だと思う。(高校2年・女子・神奈川) -
『第一芸人文芸部』(BSよしもと)
最近ゆっくり読書ができずにいた私にとって、実際に読破したような気分になる番組で終始楽しく視聴した。BKB(バイク川崎バイク)さんや銀シャリの鰻和弘さんが、普段どんな本をどんな時に読むのかを聞くことができて嬉しかった。紹介も簡潔で分かりやすい。最後に「どの本を読んでみたいか」投票の結果発表があったが、誰がどのタイミングで投票したのか知らないまま見ていて、エンディングでいきなり結果が出てきて少し驚いた。(高校1年・女子・秋田) -
『交通安全ココワンTube♪』(愛媛朝日テレビ)
今回初めて視聴し、2分少しなので気軽に見ることができました。「伊予の早曲がり」の特集で、右折車が直進車を待たずに進むことを指すそうですが、この状況になったことが何度もあります。普段の通学は自転車ですが、歩行者・自転車側も十分に安全を確保したいと思いました。(高校1年・女子・愛媛)
◆委員のコメント◆
【今の自分が『心の底から笑える(楽しめる)』と思う番組について】
-
今回、数人のモニター報告に共通点を感じた。『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)についての報告に「“やらせ”のない感じでいい」とあったが、どうも若者は「誇張しすぎている」「わざとらしい」ところが気になるようだ。また『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)の報告にも「事実っぽいことを伝えていた」とあり、『LIFE!「マーベラスSP」』(NHK総合)の報告にも出演者の「本気度」を評価している部分があった。出演者の反応にわざとらしさを感じると白けてしまうことはあるが、中高生は敏感に反応するのだろう。
-
『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日)について中学2年生から「家族で考察できるのも楽しい」「ドキドキ・ハラハラが苦手な弟も一緒に見ることができる」と報告があったが、家族で視聴できるこういった番組はこれから必要だと思う。先日、小学校・中学校・高校の先生との意見交換の場で「いま子どもたちに興味を持たせないと、テレビを視聴する世代がいなくなってしまう。テレビでしか見られないような、信頼できて安心できるコンテンツが必要だ」という話があった。家族で一緒に考えながら視聴すると、子どもが将来テレビを見続ける可能性が高くなるだろう。「やらせ感のない、安心して信頼できる番組」がポイントなのだと思う。
-
今月のテーマは中高生がテレビをどう見ているのかがよくわかるテーマだった。「やらせがないからいい」「事実っぽく見える」という報告には「テレビはやらせなのか」「テレビは事実を伝えていないのか」という根源的な疑問がさりげなく出てきていて面白い。また「普段は笑いを求めてテレビを見ていない」という報告もあったが、「では何を求めてテレビを見ているのだろう」「求めるものがないからテレビを見なくなったのか」という問いが頭に浮かぶ。テレビに対する中高生のクールな面も見えつつ、撮影隊が学校に来ると「映るかもしれない!」という期待も残っていたりと、テレビに対する微妙な中高生の位置取りが見え隠れして非常に面白かった。
【自由記述について】
-
『さらば青春の光の青春ジャック』(テレビ愛媛)について高校1年生の報告に「親が毎週欠かさず見ている」とあったが、このフォーマット自体が親世代に刺さるのだろう。ホームページには「青春バラエティー」と紹介しており、おそらく『学校へ行こう!』(TBSテレビ・1997年~)や『新しいカギ』(フジテレビ)とも通じるところがあるのだろう。親から子へ継承されているところにも意義があると思う。
-
高校3年生のモニターから「日本テレビの『良いこと悪いこと』とその後に続く『with MUSIC』のつなぎがおもしろかった」と報告があった。調べてみたところ、ドラマのストーリーが次の音楽番組にそのままつながる仕掛けになっていて、こういったところを若い世代がしっかりと見て評価していることがよく分かった。
今後の予定について
次回は2025年12月23日(火)に千代田放送会館BPO第一会議室で定例委員会を開催します。
以上


