第283回-2025年10月28日
沖縄地区意見交換会に向けての勉強会(第2回)を実施…など
2025年10月28日、第283回青少年委員会を千代田放送会館BPO第一会議室で開催し、吉永みち子委員長をはじめ7人の委員全員が出席しました。
議事に先立って、株式会社さびら・安里拓也氏をオンラインで招き、沖縄地区意見交換会に向けての第2回勉強会を実施しました。
議事では、9月後半から10月前半までの1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
10月の中高生モニター報告のテーマは「最近、『役に立った』『勉強になった』と思った番組について」でした。
委員会ではこれらの視聴者意見や中高生モニター報告について議論しました。
最後に今後の予定について確認しました。
議事の詳細
- 日時
- 2025年10月28日(火)午後4時00分~午後8時00分
放送倫理・番組向上機構BPO第一会議室(千代田放送会館7階) - 議題
- 沖縄地区意見交換会に向けての勉強会②
視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
今後の予定について - 出席者
- 吉永みち子委員長、飯田豊副委員長、池田雅子委員、佐々木輝美委員
沢井佳子委員、髙橋聡美委員、山縣文治委員
沖縄地区意見交換会に向けての勉強会②
青少年委員会は戦後80年となる今年の11月に沖縄地区放送局との意見交換会を開催します。その準備の一環として先月に引き続き、第2回勉強会が株式会社さびら・安里拓也氏を講師に招いてオンラインで行われました。
小中高生に向けて行われているのと同様の平和教育授業を通して、沖縄戦の歴史や住民が戦火に巻き込まれた出来事についてロールプレイング形式で学ぶとともに、戦争が起こるまでの社会を考えるという興味深い内容のワークショップを受けるなど、今回も有意義な勉強会となりました。
視聴者からの意見について
9月後半から10月前半までの1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
高校の男性教師と教え子の女子高校生との性行為を描いたコミックが原作の深夜アニメが短い5分枠の番組として、地上波とBSで同時刻に放送が始まることについて、「放送に断固反対する」などの視聴者意見が多数寄せられました。
担当委員は「2つの論点がある。1つは、(3分30秒の番組本編には)性的なシーンは直接には描かれていない。『これならどうだ』という(表現の行き過ぎを指摘する側に対する)挑戦的な姿勢を感じた。もう1つは、(放送されていない)性描写があるパッケージ商品(DVDなど)やネットの有料サイトへの誘導の問題。後者がこの番組の大きな目的なのかと思う」と説明しました。
ある委員は「アニメの表現、つまり架空の世界の話についての創作活動の場合、表現の自由はそれなりに重く保障されるものだと思う。この作品が違法だとは考えられない。表現内容の規制については非常に慎重に扱ったほうがよいと思う」と指摘しました。
一方、別の委員は「(複数の10代の女性から意見が来ているが)彼女たちが特にいやだと思うのは、作品の設定が女子高校生のほうが教師を誘っている、性行為に同意しているということだと思う。子どもへの性的虐待の事案では、10代の女性が『あなたにも責任がある』と言われることがあり、(虐待された当人は)それがとてもいやだという」と述べたうえで、「これは放送局側の編成の問題として、(上記のような)指摘を受ける前に、『こうした作品を放送するのは適切でない』と自主的に判断してほしかった」と訴えました。
さらにほかの委員は「深夜の時間帯にアニメという手法で、かなり意図的に挑戦的な作品を繰り返し出してきている。もう1つは、放送番組を使って児童ポルノ的なコンテンツへの誘導がされている。2つの大きな問題をどう考えたらよいのか。引き続き議論を重ねていかなければならないと思う」と提案し、委員全員の同意を得ました。
このほかに大きな議論になる番組はなく、ただちに「討論」に進むものはありませんでした。
中高生モニター報告について
10月のテーマは「最近、『役に立った』『勉強になった』と思った番組について」で、25人から合わせて24番組の報告がありました。視聴方法は、リアルタイム視聴が9人、アプリ(TVer、NHK ONEなど)を利用したタイムフリー視聴が5人、録画・録音が11人でした。
複数のモニターが取り上げたテレビ番組は『せっかち勉強』(日本テレビ)のみで、他には情報バラエティー、経済、報道、ドキュメンタリー、対談、ドラマ、自然科学、お笑い、数学、ミニ番組や放送局横断キャンペーンに関する報告が届いています。
「自由記述」には放送内容に関する要望や、特定の番組に対する要望・意見が複数寄せられました。
「青少年へのおすすめ番組」では『お笑いの日2025』(TBSテレビ)に6人から、『せっかち勉強』(日本テレビ)に4人から、『未解決事件 File.02(ドキュメンタリー)北朝鮮 拉致事件』(NHK総合)に3人から、『青春舞台2025』と『ビストロボイス』(いずれもNHK Eテレ)にそれぞれ2人から感想が届いています。
◆モニター報告より◆
【最近、『役に立った』『勉強になった』と思った番組について】
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『1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために』(NHK総合)
もともと海や環境に興味があり、私がお世話になっている企業が出演すると知り視聴しました。「世界初、サンゴの人工受精産卵」の映像も見ることができて良かったです。来年も視聴して未来について考えたいです。(中学1年・女子・東京) -
『映像の世紀バタフライエフェクト「ニューヨーク・ニューヨーク」』(NHK総合)
目から入る情報が多いですが、映像に合ったナレーションが入るため、違和感がなく見やすかったです。聞き取りやすい声のナレーションと番組に合った音楽もとても好きです。私は昔から白黒の映像が苦手ですが、この番組は不安感を持たずに見ることができました。若い頃のトランプ大統領を見ることができたのもとても新鮮でした。(中学1年・女子・東京) -
『ダーウィンが来た!』(NHK総合)
理科の先生に勧められて毎週見ています。この番組の好きなところは、ヒゲじいが僕と同じタイミングで疑問を持って問いかけてくれるところです。その疑問を最新の技術や長年の追跡調査で調べてくれるので、分かりやすく勉強になります。自由研究の組みたて方の参考になります。(中学1年・男子・大分) -
『時をかけるテレビ選~今こそ見たい!この1本~「手塚治虫 創作の秘密」』(NHK総合)
漫画界のレジェンドの、誰も入ったことのない仕事部屋と創作の様子はとても貴重だった。1986年当時、編集者が全員当たり前のようにどこでもタバコを吸っていたことや、昼も夜もなく仕事部屋や移動中の車内、ホテルで原稿を描いていたこと、別室や車の前で待つといった仕事風景に驚いた。今も手塚作品を愛読している私にとって、先生の描き方や考え方は非常に勉強になった。あらゆる年代に見てほしいし、手塚治虫に関する番組も増えてほしい。(高校1年・女子・秋田) -
『未解決事件 File.01 八王子スーパー強盗殺人事件』(NHK総合)
普段から長期休暇中に裁判の傍聴に行くことがあり、事件の背後にある人間の心理や社会の仕組みに興味があるので番組を視聴しました。事件解決の大切さを改めて考えさせられ、また事件が風化することへの恐れも感じました。真実を追うこと、記録し続けてつないでいくこと、被害者やその家族に寄り添うことのどれもが、私たちが事件について考えていくうえで欠かせないと思いました。次回以降も視聴したいです。(高校1年・男子・神奈川) -
『連続テレビ小説「あんぱん」』(NHK総合)
もともと朝ドラが好きで録画などで見ていた。前半はリアルな戦争の姿があり、戦争は本当に「正義」を曲げるものだと思った。特にショックを受けたのは、嵩(北村匠海)が空腹のあまり民家に押し入ってしまうシーン。空腹が限界を達した時の行動を目の当たりにして他人事ではないと思った。(中学3年・女子・山梨) -
『Eテレ0655』(NHK Eテレ)
小学生の頃からよく見ています。知っているとちょっとすごい、「へぇ~ためになるな」と思うことを歌にしてくれるので覚えやすいです。お気に入りは阿佐ヶ谷姉妹が歌う「ぬかに釘ソング」です。クセになるメロディーでことわざもたくさん出てきて、自然と口ずさんでしまいます。(中学2年・女子・千葉) -
『NHK高校講座 数学Ⅰ「三角比の相互関係」』(NHK Eテレ)
私は三角比が苦手ですが、番組表を見て、高校の数学をテレビで学習できることを知って視聴しました。公式だけを教えるのではなく、どうしてその公式が成り立つのかも学習することができるのは良かったです。要点を最後にまとめていて、今回どんなことを学んだのかが理解しやすかったです。(高校3年・女子・徳島) -
『おとなのEテレタイムマシン ETV2000「瀬戸内寂聴 インド・死をめぐる対話」』(NHK Eテレ)
偶然テレビをつけたところ、ひと際変わった雰囲気の番組だったので視聴したが、思わず前のめりで見てしまうほど引き込まれた。最も驚いたのは、瀬戸内寂聴さんも梅原猛さんもご高齢であるのに非常に早いテンポで会話が進行し、その様子がほとんどカットなどの編集なく放送されていたことだ。一言一句聞き逃さないためにかなりの集中力が求められ、情報量の多さと内容の深さに圧倒された。視聴後は知的好奇心が満たされ、映画を見終わったような満足感と幸福感を得ることが出来た。とても新鮮で知的な面白さを感じた。(高校2年・女子・神奈川) -
『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉「ハマる人続出!0.1秒を争う競技キューブに密着!」』(TBSテレビ)
夏休みに参加したルービックキューブの大会(スピードキューブ)で撮影していたと聞き、「もしかしたら自分が映っているかも」と思って視聴しました。若い人(初心者含む)からトップクラスの選手まで出演していて親近感があった。ただ比較的若い人が視聴する(小中学生の出場者も多い)ので、番組では下ネタを少なくしてほしいと思いました。(中学2年・男子・群馬) -
『Nスタ』(TBSテレビ)
通っている高校で「昼寝」が取り入れられているので、日常生活においても睡眠を大切にしたいと思っています。番組で紹介された入眠方法を参考にして、質の良い睡眠をとるよう心掛けていきたいです。「睡眠障害」を診療科名に加える議論が開始されたようですが、窓口が明確になることの他にどんなメリットがあるのか、どのような治療を受けることができるのかを知りたかったです。(高校1年・女子・熊本) -
『がっちりマンデー!!』(TBSテレビ)
我が家では毎週日曜日、番組を見ながら朝食をとるのが習慣になっています。儲かる話を分かりやすくしてくれるし、ギリギリまで交渉して企業秘密を教えてくれるところも面白いです。またあきらめずに開発し続ける仕事はやりがいがあるだろうし、そんな会社で働いてみたいなと思います。(中学3年・男子・大分) -
『巷のウワサ検証!それって実際どうなの会』(TBSテレビ)
赤字続きの団子屋でハンバーガーを売るという2つ目の検証を視聴して少し不満を持ちました。“ハンバーガーを売って黒字になるのか”という検証なのにもかかわらず、芸能人にお店のバイトをさせてしまうと本当の売り上げかどうか分からないので、芸能人を出さずに検証してほしいです。(高校2年・女子・埼玉) -
『森本毅郎・スタンバイ!』(TBSラジオ)
自民党総裁選挙の情勢分析のためradikoで聴きましたが、思わぬ“副産物”がありました。『国語に関する世論調査で見えてくる言葉の変化』がテーマの企画で、「映(ば)える」の使われ方や「にやける」「潮時」の本来の意味を知って、目からうろこが落ちました。この時期に“言葉”をテーマに取り上げるセンスに感心しました。聴いて良かったです。(中学3年・男子・北海道) - 『せっかち勉強』(日本テレビ)
- スピード感があり、カズレーザーさんがVTR以外でも知識を披露してくれるので、見ていて気持ちがいいです。タイパ重視な若者世代のニーズを意識して制作していると感じました。観覧席に47都道府県それぞれの出身の方々が集められていましたが、テレビ特有の「女性しかいないor女性が大事」といった演出はどうかと思いました。(高校3年・男子・福島)
- 視聴中はいやな気持ちにもならず、楽しくリラックスできる内容でした。番組最後に行ってみたい理由が一個ずつくらいできる、というコメントに同感です。都道府県の魅力を楽しく学べました。(高校3年・女子・長崎)
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『大吾の芸人領収書』(日本テレビ)
大好きな芸人さんが多く出演していたので視聴しましたが、中でも濱田祐太郎さんのお話やボケが学びになりました。濱田さんは視覚障害のある盲目の漫談師で、大吾さんが他の出演者に向かって「お前は亀だ」とツッコミを入れた際に、濱田さんが見えないことを生かして「僕の隣には亀がいるんですか?」とコメントし爆笑をかっさらっていく姿は最高でした。また大吾さんに今の夢を聞かれると「『逃走中』(フジテレビ)に出て逃げ切ることです」と発言して盲目を遠まわしに自虐にしていました。大吾さんも濱田さんを他の芸人と同じようにいじっていて、“濱田祐太郎=盲目の芸人”ではなく“濱田祐太郎=ピン芸人”という印象に変わりました。大吾さんの対応力を見て、障害だけで人の可能性を制限しない姿を学びました。これからの人生に大吾さんの対応力や濱田さんの堂々とした姿を活かしていきたいですし、難聴芸人、車いす芸人、ダウン症芸人など、もっとたくさんの芸人が生まれる世界ができたら楽しくなるだろうなと感じました。(高校2年・女子・東京) -
『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日)
自民党総裁選に興味があったのと、一部生放送ということでどのような放送なのか気になったので視聴しました。気になったのは後半のパネラー4人で、若者2人(浮所飛貴さんと深田竜生さん)はスーツ姿できちんとネクタイをしているのに対して、松島尚美さんのピンクの髪やケンドーコバヤシさんのノーネクタイが目立つ形になっていました。政治という堅い内容から若者が受けた印象が服装に表れたのかなと思いました。(高校2年・女子・熊本) -
『出川一茂ホラン☆フシギの会』(テレビ朝日)
家族がリビングで番組を見ていて、私も出川哲朗さんが好きなのと雑学や豆知識などにハマっているので視聴しました。編集や出演者の発言が面白く、なるほどと思う問題もたくさんあったので、夢中になってずっと見てしまいました。学校でも雑学の話題がよく出て盛り上がるので、もう少し早い時間帯に放送すると若い人の視聴率があがると思いました。(高校1年・女子・岡山) -
『日経スペシャル ガイアの夜明け「移住で夢を叶える!」』(テレビ東京)
私は高校から離島に移住したので、地方移住のテーマに興味を持ちました。俳優の長谷川博己さんの「町はレトロでも住んでいるのは現代人」という言葉が印象に残り、私が今住んでいる地域の課題を考える上でのヒントになりました。将来の暮らし方や住む場所について考えるきっかけになりました。(高校3年・女子・広島) -
『タコガール!!~わたしの中のもなか~』(南海放送)
大洲市長浜高校水族館部に3年間密着した番組です。タコが大好きな夏実さんは、タコの「もなか」たちを育てながらお客さんを楽しませるために日々活動しています。同じ高校生がやっているとは思えず驚きました。番組の後半で「もなか」が亡くなりましたが、夏実さんは「もなか」を食べることを決断します。簡単には決められなかったと思いますが、夏実さんは一口一口を噛み締めていました。普段何気なく食事をとっていたけれど、命を食べることの重大さや感謝して頂くことの大切さを改めて感じました。(高校1年・女子・愛媛)
【自由記述】
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『東京2025 世界陸上』(TBSテレビ)が面白かったです。ただ選手の記録がどれだけ速いのか高いのか想像がつかなかったので、一般人が分かるような比較対象を紹介してくれたら、選手たちのすごさを実感できてより楽しめたと思います。(中学3年・男子・大分)
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『オールスター後夜祭‘25秋』(TBSテレビ)で広末涼子さんの過去の事故をイジったようなクイズが出題され話題になりましたが、事故をネタにして笑いをとるのは良くないと思います。(中学2年・女子・千葉)
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『日テレ系クイズフェスティバル2025秋』(日本テレビ)を視聴しました。クイズに答えられないと壁が迫ってきて落ちてしまったり、ミイラになったりと、私が小学生の頃に放送していた懐かしいものばかりでとても面白かったです。こういったものが楽しめるイベントを開催すれば、芸能人がやっていたことを自分も楽しめて一生思い出に残ると思います。体を張ったクイズをたまにやるのは良いなあと思うので、これからも続けてほしいです。(高校2年・女子・埼玉)
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『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)で向井康二さん(SnowMan)が催眠術にかかった企画は、何度も催眠術にかけられて体や脳は大丈夫なのかと心配になりました。さすがにやり過ぎなのではないかと思い笑えなくなりました。(中学1年・男子・大分)
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先日『何か“オモシロいコト”ないの?』(フジテレビ)で「芸人の本名を当てる」企画をしていましたが、とにかくシュールで単純で面白かったです。最近の番組はお金がかかりそうな企画が多いですが、結局こういうのが一番面白いよなと思いました。単純で低予算そうでくだらない企画をやる番組がもっと増えてほしいです。(高校2年・女子・東京)
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『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)をよく見ますが、いろいろな人生の物語があり、時には笑い、時には涙します。特に同年代の子が出演すると、自分と重ね合わせて夢中で見てしまいます。またその子たちが頑張っていると刺激を受けて頑張ろうと思います。これからも番組が長く続いてくれるといいなと思います。(中学3年・女子・山梨)
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一度にたくさんの人に発信できるテレビやラジオで、環境問題に関する番組をもっと放送してほしいです。(中学1年・女子・東京)
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最近のバラエティー番組は「ネットで流行ったおもしろい動画」の企画が増えた気がする。ネットの二番煎じでは“テレビ離れ”が一層進むので、もっと“テレビオリジナルな番組”をつくる方が良い。ショート動画では味わえない、長い時間をかけて感じるおもしろさが、テレビの価値だと思う。(中学2年・男子・群馬)
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放送法の改正によりNHKのインターネット配信が「必須業務」となり、「NHK ONE」のサービスが開始されました。テレビを持っていなくてもNHKの契約ができるようになり、NetflixやHuluといった動画配信サービスと同じ土俵に立ったと言えます。受信料は他のサービスとほぼ同じ1,000円台ですが番組の量は圧倒的に少なく、最近は動画配信サービスの独自制作番組も質の高いものが増えているので、今後さらにテレビを見る人が少なくなった時に、NHKが生き残ってその役割を果たせるのか疑問です。(中学3年・男子・東京)
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テレビ番組のAI生成イラストに非常に気持ち悪さを感じる。背景や人物の表情が歪んでいたり、体や手の指が歪な形だったりと、気持ち悪さを超えて恐怖を覚える時がある。一瞬映るだけのイラストでもそういった嫌悪感を持たず安心して視聴したい。(高校1年・女子・秋田)
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最近の番組は時間あたりの情報量が少ないと感じる。編集技術や映像の解像度の向上もあって画面内の情報量は多いが、同じような内容を繰り返したり、少し難解な言葉を逐一解説したりと、なんだか間延びしたような番組もしばしば見かける。視聴の敷居が高くなってしまう懸念はあるが、集中力とある程度の知識が求められる番組もあっていいのではないかと思う。(高校2年・女子・神奈川)
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「大阪・関西万博が閉幕した」という報道で、各局が「大成功」としか取り上げていないのが気になりました。工事費用の未払いなど、メディアが社会に伝えるべきことが他にあるのになと感じました。(高校3年・男子・福島)
【青少年へのおすすめ番組】
- 『未解決事件 File.02(ドキュメンタリー)北朝鮮 拉致事件』(NHK総合)
- 映像やBGMにところどころ怖がらせるような表現があったので、誰でも見られるように、もう少し怖くない番組にしてほしいです。(中学3年・男子・東京)
- 北朝鮮の拉致問題は私が生まれる前の事件なのでよく知らなかったけれど、放送することで事件が風化せず、解決に向かう第一歩になるのかなと思ったので、これからも放送を続けてほしいです!(高校1年・女子・岡山)
- 『青春舞台2025』(NHK Eテレ)
- 全国大会に出場した12校のうち4校を取り上げたドキュメンタリー番組。30分で4校を紹介したのでダイジェスト的になり、倍速で見ているような感覚になってしまいました。なぜこの4校を取り上げたのか分からず、取り上げられなかった8校を考えると不公平感があり少しモヤモヤしたので、最優秀賞の1校に絞れば納得して視聴できたと思います。(中学3年・男子・北海道)
- ウクライナとロシアの戦争や、難民問題、人権について、芝居を通して学ぶことができるのは素晴らしいと感じた。(高校3年・女子・徳島)
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『BSスペシャル「小児集中治療室PICU~命と心に向きあう~」』(NHK BS)
最初から最後まで涙の1時間でした。PICUの現状から医師の葛藤、家族の様子からケアまで、多くの方々の協力で撮影された番組だったと思います。取材に協力したご家族の方々に「つらい中ありがとうございました」と伝えたいです。 - 『お笑いの日2025』(TBSテレビ)
- 少し前にお笑いのライブを初めて生で見たのですが、とても面白く、お笑い番組の質の低さを感じました。演出や編集の影響なのか、番組では本当に面白い部分は切り取られているように思います。最近は人をバカにしたり見た目を笑ったりするのはよくないという風潮があるので、個人的には笑いたいところでも素直に笑えない雰囲気がとても嫌です。また、お笑いの番組にアイドルは必要でしょうか。全く面白くないです。(中学1年・女子・東京)
- 『キングオブコント2025』を視聴しました。新しい芸人を知る機会になるのでいつも楽しく見ています。(高校1年・男子・神奈川)
- ダンス初心者の芸人が短い期間で熱心に練習にはげみ、本番で見事に踊り切る姿に心を打たれました。一方でどんなに興味のある内容でも長時間になるとだんだんと見る気が薄れてしまうと感じます。最近は30分ほどの短いドラマも増えており、忙しい現代人にとってはそれくらいの長さがちょうどいいのではないでしょうか。(高校1年・女子・熊本)
- 『キングオブコント2025』は家族でとても盛り上がり楽しかった。『キングオブコント2025』に向けて徐々に盛り上がっていく番組の構成もとてもよかった。(高校2年・女子・東京)
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『せっかち勉強』(日本テレビ)
思わず「へー」と言ってしまう情報がテンポよく紹介され、飽きずに見ることができた。また各都道府県出身のオーディエンスとコメンテーターの掛け合いが面白かった。(中学2年・男子・東京) -
『ゴジてれChu!キャラバンin北塩原村』(福島中央テレビ)
北塩原村の自然ゆたかな風景はとても美しく、天然温泉は本当に気持ち良さそうでつかってみたいと思った。村長には「どきどきサイコロゲーム」でもっと頑張ってもらいたかった。(中学1年・男子・福島) -
『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』(朝日放送テレビ)
高校生プレゼンの要所ごとに、舞台下にいるQ-1リポーター・須貝駿貴氏のつぶやきがとても分かりやすく、整理しながら視聴することができた。立川高校の質疑応答の時、渡部潤一教授とのやり取りでは互いの目や表情が輝いていて引き込まれた。自信にあふれ、楽しんで発表している様子は、見ていてエネルギーをもらえた。イノベーター達が質疑応答を交わした企業や教授の元を後日訪問し、さらなる可能性をひろげていく様子は感動した。私も前進しなければと思わされる番組だった。(高校1年・女子・秋田) -
『ロバート秋山の街角メロメロさんぽ』(テレビ西日本)
ロバートの秋山さんとゲストの錦鯉が門司の方々と接している姿を見て、とても親しみを感じました。芸能人ぶらないし、一般の方を上手くいじる加減も絶妙で、その方をモチーフにしたキャラが濃すぎて面白かったです。さすが芸能人だと思いました。(中学3年・男子・大分) -
『新・窓をあけて九州「150年の時を超えて 五島焼き復活へ!」』(長崎放送)
姉が長崎の島で教師をしています。島の話を聞く機会が多く、自然とタイトルが目にとまりました。藁から釉薬を作るのを初めて見ましたがとても興味深かったです。それぞれの土地で魅力があり、九州は広いので、これからもこの番組が楽しみです。(高校3年・女子・長崎) -
『偉人・敗北からの教訓』(BS11)
立花宗茂という武将の特集だった。BSの歴史番組はコアなイメージがあったが、中学校の教科書程度の知識があれば無理なく理解することが出来た。人物にフォーカスするとドラマや時代劇のような物語調になりそうなものだが、あくまで学術的な視点や史料などをもとに、歴史的事実を分析しつつ立花宗茂の人柄や信条に迫っていくのは説得力があった。(高校2年・女子・神奈川) -
『BS10 パネルクイズ アタック25』(BS10)
クイズの難易度が絶妙で、中学1年生でも答えられる問題が多くあり、家族で盛り上がりました。25枚のパネルをオセロのように取り合うルールも面白いです。景品が豪華なのでいつか僕も応募してみたいです。(中学1年・男子・大分)
◆委員のコメント◆
【最近、『役に立った』『勉強になった』と思った番組について】
- 『せっかち勉強』(日本テレビ)に関する複数の報告に共通点があった。2時間という長い番組だったが、47都道府県を扱っていたのでコンテンツが47個あるイメージなのだろう。それぞれのコンテンツについて面白い部分があったので、飽きずに見られたのだろうと思う。「タイパを重視しているのが時代に合っている」「テンポよく進んでいた」という報告もあり、こういった番組の作り方もよいと思う。
【青少年へのおすすめ番組について】
- 『BSスペシャル「小児集中治療室PICU~命と心に向きあう~」』(NHK BS)について高校2年生のモニターから報告があったが、取材協力者への感謝とともに、番組制作者への賛辞や敬意だと受け止めた。信頼関係を築いて作られた番組だということが若い視聴者にも伝わったのだろうと思うし、こういったことがテレビのファンを作ることにつながっていくのだと思う。
今後の予定について
2025年11月は沖縄県那覇市で、26日(水)に沖縄の学校の先生方との意見交換会、27日(木)に定例委員会ならびに沖縄地区放送局の番組制作者らとの意見交換会を行う予定です。
以上


