第285回-2025年12月23日
視聴者からの意見について…など
2025年12月23日、第285回青少年委員会を千代田放送会館BPO第一会議室で開催し、吉永みち子委員長をはじめ7人の委員全員が出席しました。
議事では、11月後半から12月前半までの1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
12月の中高生モニター報告のテーマは「最近『この演出(制作者の意図や創意工夫)はすごい!』と思った番組について」でした。
委員会ではこれらの視聴者意見や中高生モニター報告について議論しました。
最後に今後の予定について確認しました。
議事の詳細
- 日時
- 2025年12月23日(火)午後4時00分~午後6時00分
放送倫理・番組向上機構BPO第一会議室(千代田放送会館7階) - 議題
- 視聴者からの意見について
中高生モニター報告について
今後の予定について - 出席者
- 吉永みち子委員長、飯田豊副委員長、池田雅子委員、佐々木輝美委員
沢井佳子委員、髙橋聡美委員、山縣文治委員
視聴者からの意見について
11月後半から12月前半までの1カ月間に寄せられた視聴者意見について担当の委員から報告がありました。
週末の大型報道番組で、都内の保育園で園長が保育中の園児たちに暴言を浴びせている実情を告発する内容を特集。その際、不適切な保育実態を証明するため行政当局に提出したものと同じ、園長の暴言を隠しどりした音声を、個人が特定されないよう加工して放送したところ、視聴者から「その音声(の一部)には私の子どもが関わっている。告発の際使用することは承知していたが、放送に使用されるとは聞いていない。放送局に問い合わせたが、『個人が特定されないよう編集した』との説明だけだった。子どもの音声が無断使用されることが許されるとは思えない」などと訴える意見がありました。
担当の委員は「行政当局に対して使用することは了解していたが、放送に利用されたことが不愉快だったのだろう」と報告しました。
ある委員は「隠しどりすることを周囲の保護者すべてに知らせると、露見して隠しどりできなくなってしまう。この視聴者は事後承諾を求められたようだから、ボイスレコーダーを仕込んだ告発側の人との関係性の問題があったのかもしれない」との見方を示しました。
ほかの委員は「あの音声(隠しどりされた園長の暴言)があるから、もし自分の子どもがこんな暴言を浴びせられたらと思うとすごくつらくなる。私なら園長に怒鳴り込んでしまうと思う。したがって、(この告発を取り上げた)番組に問題はない。放送局としてこの視聴者には、何もできることはなかっただろう」と述べました。
さらに別の委員は「まず、このような不適切な保育実態が社会にあることを報じたのはとても意義があった。報道内容に公共性、公益性がある。隠しどりの音声を放送使用することにも必要性はあった。加えて音声は個人が特定されないよう加工されていて、人権上の配慮もあった。よって、この報道自体に問題はないと考える」と議論をまとめたうえで、「個人の声については、その精神的価値が人格権による保護の対象として認められていないが、AI技術の進歩にともなう社会の変化を受けて、今後、人格権として『声の権利』が認められるようになれば問題をはらむことになるかもしれない」と指摘しました。
このほかに大きな議論になる番組はなく、「討論」に進むものはありませんでした。
中高生モニター報告について
12月のテーマは「最近『この演出(制作者の意図や創意工夫)はすごい!』と思った番組について」で、25人から合わせて23番組の報告がありました。視聴方法は、リアルタイム視聴が10人、アプリ(TVer、NHKoneなど)やオンデマンドを利用したタイムフリー視聴が4人、録画・録音が9人、回答ナシが1人、視聴なしが1人でした。
複数のモニターが取り上げたテレビ番組は『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)で、ほかにもトーク番組、ドラマ、特撮、ラジオなど、様々なジャンルの番組の演出の工夫について感想が届いています。
「自由記述」にはテーマに関する意見のほか、放送内容全般に関する意見や特定の番組に対する要望・意見、放送局への要望などが複数寄せられました。
「青少年へのおすすめ番組」では『ザ・タイムショックZ~雑学だらけの最強クイズ王決定戦SP~』(テレビ朝日)に5人から、『弾丸!空港トンボがえりツアー』(NHK BS)に4人から、『秘密のケンミンSHOW極&見取り図の間取り図ミステリー合体2時間SP!』(読売テレビ)に3人から、『火星の女王』と『実証科学バラエティー 百聞はジッケンに如(し)かず』(いずれもNHK総合)にそれぞれ2人から感想が届いています。
◆モニター報告より◆
【最近「この演出(制作者の意図や創意工夫)はすごい!」と思った番組について】
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『映像の世紀バタフライエフェクト「銀座 百年の記憶」』(NHK総合)
銀座は地震や戦争で大きなダメージを受けても何度も立ち直ってきた街だということがよくわかりました。夜の銀座を支えたマダムたちの話や、そこで働く人たちの人間関係など、裏側のエピソードも紹介されていて面白かったです。(中学3年・男子・東京) -
『火星の女王』(NHK総合)
繰り返し視聴すると、最初は気づけなかった細かい演出に気づいて面白さが増します。例えば火星の民間人居住地「コロニー0」では太い鉄骨パイプから白い煙が出ていたり、透明でとても大きなエレベーターが建っていたり、鉄骨むき出しの空間に突然植物が茂る庭があったりして、異質な雰囲気から未来の火星という未知の空間イメージを感じました。CGやVFXによる細かな演出で、未来の火星に没入しながら純粋にドラマを楽しめているのだと気づきました。(中学3年・男子・東京) -
『ドキュメント72時間「秋葉原 メイドカフェに“ただいま”」』(NHK総合)
登場人物の表情の変化を丁寧に捉えるためにアップの映像を使用する場面が多くありましたが、同時に店全体の空気を感じさせる引きの映像も使われており、空間としての“居心地”がわかりやすく表現されていました。「ここに来ると元気になれる」と語る人や何気ない会話を楽しむ様子が見られ、小さなやり取りが誰かの支えになっていることがわかりました。(高校1年・女子・熊本) -
『魔改造の夜』(NHK総合)
軟な発想力と技術力を目の当たりできるだけでなく、「チーム一丸となる」「失敗しても構わない」「成功も失敗もお互いの健闘を称えあう」ところがスポーツを見ているようで応援してしまいます。(中学3年・男子・大分) -
『小学校 ~それは小さな社会~』(NHK Eテレ)
アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネートの映画です。一番印象に残ったのは6年生のきはら君で、家の前でひたすら二重跳びの自主練をする様子に凄く心が惹きつけられ、やっと連続して飛べるようになった彼の表情が最高でした。こういう何気ない風景を切り取るのがとても素敵な映画だと思いました。(高校1年・女子・愛媛) -
『ねほりんぱほりん』(NHK Eテレ)
人形と内容(“中の人”のトーク)のギャップがあり、とても面白いです。毎回重めなテーマですが、かわいらしい人形が話すことで、子どもでも分かりやすく見やすいと思います。人形も凝っていて、ゲストのブタさんは本人?のイメージに合わせてピアスをつけたり表情やリアクションをつけたりしてすばらしいです。モグラの山里亮太さんとYOUさんは相手に対して否定的なことを言わず、名言が多くあり、笑えるとともに勉強にもなります。(中学1年・女子・東京) -
『がっちりマンデー!!』(TBSテレビ)
30分という短い時間にまとめていて毎回テンポがよく、ちょっとかん高い声の掛け合いのようなナレーションも魅力です。企業紹介が終わるとスタジオでの試食や豆知識の紹介があり、視聴者を飽きさせません。チャンネルを他局に変えさせない工夫やどんどん惹きつける演出が随所に見られ、それが長寿番組につながっているのだと思います。(高校2年・女子・熊本) -
『火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」』(TBSテレビ)
勝男(竹内涼真)の兄の娘・真鳥(鷲尾心陽)の好きな色はピンクや赤ではなく青や黒ですが、その気持ちが分からない祖父母が真鳥へのプレゼントとして赤いランドセルを買っているため、会わせづらいといった話がありました。最終話では真鳥が茶色のランドセルを持って祖父母と笑っていて、そのシーンが印象に残りました。「女だから、男だから」という心の壁がなくなったことがその一瞬で伝わり感動しました。(中学2年・男子・群馬) - 『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)
- 「名探偵津田」の企画で、1週間前・1か月前から伏線を張るスタッフがとてもすごいと思う。また津田篤弘(ダイアン)さんが物語からそれた行動をした時、不自然にならないように修正する「1の住人」たちの技術とアドリブ力が心に残っている。(中学1年・男子・福島)
- 「サイレントクロちゃん」の企画は10個の仕掛けを絶妙な順番で構成していた。アイドルグループの喧嘩をプロデューサーのクロちゃんが泣きながら筆談で仲裁する場面では、MC浜田雅功さんの「後ろから殴りたいわ」というつぶやきをはさむことで感動からバラエティーに転換していて、とても面白かった。声が出せないと困るであろう場面(仕掛け)の選出が絶妙で、最高のバラエティー演出だと思った。(高校1年・女子・秋田)
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『タミ様のお告げ』(TBSテレビ)
日常の小さな疑問を全力で調査していて面白いです。出演者が質問の答えを2択で選ぶ際に、おりてくるバーを挟んで左右に分かれる仕掛けがありましたが、視覚的に分かりやすい演出で、また出演者も楽しんでいる様子にとても心が温まりました。楽しそうにしていると見続けたくなります。(高校2年・女子・埼玉) -
『ラヴィット!』(TBSテレビ)
もっともすごい演出だと思ったのは巨大トランプを使ったジャイアントスピード対決です。トランプは一人で持つのが大変なサイズで、日常にあるものを巨大化してゲームを行うと、いつもとは違った面白さがあると感じました。ペアで声を掛け合いながらの対決は見ていて盛り上がり、朝から元気になりました。(高校1年・男子・神奈川) -
『金曜ロードショー「ズートピア」』(日本テレビ)
ウサギのジュディは買ったニンジンが小さすぎたとき、ショックを受けてそれを食べずに捨ててしまいますが、この描写は見た目で判断してしまうジュディの性格を表現していて、さりげなく表現しているのが面白いと思いました。またズートピアに暮らすたくさんの動物の歩き方が完全に再現されているのも、物語を楽しむにあたって重要な工夫だと思います。(高校2年・女子・東京) -
『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ)
新企画「100人食堂」を視聴しました。料理を作る過程を細かく映し、失敗やトラブルも隠さずに放送していて、一緒に挑戦しているような気持ちで見ることができました。また地元の人たちがメインとして映し出されていて、地域の魅力や人の温かさがより伝わる演出でした。工夫次第で地域の魅力を多くの人に伝えられるのだと思い、自分が住む地域について考えるきっかけにもなりました。(高校3年・女子・広島) -
『ベストアーティスト2025』(日本テレビ)
第2部オープニングの歌舞伎×HIPHOPの演出が斬新だと思った。市川團十郎が歌舞伎の型を披露する一方、髙橋海人(King & Prince)たちが同じ舞台で踊っていて、動きは違えども不思議と違和感がなかった。RIEHATA振り付けのダンスはエネルギッシュで音によく乗っていてとても気持ちよかった。またラッパー・Blumioのリリックにはユーモアがあり、歌舞伎の厳かな雰囲気とうまく調和していた。伝統は守るだけではなく、少しずつ進化させていくことも重要だと思った。(中学2年・男子・東京) -
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日)
中学生の弟が大の特撮ファンで毎週視聴しているため、私もしばしば一緒に見ている。一河角乃を演じていた俳優の不祥事によってキャスト変更があり、第40話は代理の俳優が出演する最初の回だったが、一河角乃が探偵だという設定を逆手にとり、「潜入捜査のため顔を変えたところ、元に戻らなくなった」というセリフを追加することで出演者交代を説明するという演出だった。ヒーローに憧れる子どもたちにも納得してもらいながら、キャストの不祥事という事態をユーモラスに収めようとする制作者の思いを感じ、その機転がすごいと思った。(高校2年・女子・神奈川) -
『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)
スタジオトークが分かりづらい内容の場合、丁寧に画像で補足したり、スタジオの2人に画像を合成したりする演出がすごいと思います。ただ福島から視聴しているのですが、TVerと比較すると一部放送されていないトークがあり、好きな番組なだけに残念です。(高校3年・男子・福島) -
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)
ブータンの空港全体を仕掛人だけにする、ブータン政府にも協力を依頼するなど、スケールの大きい企画だと思った。現地警察役から追われ、ブータン脱出をめざす過程は、ドッキリと分かっていても映画を見ているようなスリル感がすごかった。(中学2年・女子・千葉) -
『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ)
猫の首にカメラをつけて普段の行動をモニターしていました。狭い隙間や側溝、猫目線で見る世界が新鮮で、猫の行動がカメラを通して視聴者に分かりやすく届けられていました。(高校3年・女子・長崎) -
『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ)
「サビだけカラオケ」は、挑戦者が油断したタイミングで音を外して失敗するのがとてもドキッとするし、完唱してほしいと思いながらいつ失敗するかとハラハラする展開がとても好きです。(高校2年・女子・東京) -
『ネプリーグ20周年SP★』(フジテレビ)
クイズだけでなく豆知識を紹介するコーナーがあり、視聴者が出演者と一緒に学べる番組にしようという意図を感じる。(高校3年・女子・徳島) -
『プレバト!!』(毎日放送)
この番組は日常で触れることのない芸術の面白さを教えてくれます。先生たちの講評がとても分かりやすく「こうすればもっと作品がよくなる」とお手本も見せてアドバイスするのでとても参考になるし、勉強にもなります。(中学1年・男子・大分) -
『名探偵コナン』(読売テレビ)
私が良いと思う演出は、コナンたちが次の放送回での事件解決の糸口になるヒント(キーワード)をくれるところです。ヒントをどのように使うかは放送回によって全然ちがいます。今回視聴した「取調室3」のヒントは「メイド」でしたが、それを見つけるにも工夫しなければたどり着けなかったので、いい出し方をしていると思いました。(中学3年・女子・山梨) -
『気分上昇ワイド ナルミッツ!!!』(北海道放送)
月~金曜のあさ9時~ひる12時に放送しているラジオの生ワイド番組。スタジオにライブカメラがあると知り、映像を見ながら聴きました。パーソナリティーはほぼ平服でデスクも雑然としていて、ペットボトルを飲みながら話したり天気予報の原稿をバタバタと探したりする姿に、自分とあまり変わらないという安心感がありました。森結有花アナウンサーのハンドベル演奏は背中しか映っていませんでしたが一生懸命さが伝わり、ラジオ現場のリアルに素直に感動しました。(中学3年・男子・北海道)
【自由記述】
<テーマに関する意見>
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モニター活動を通してテレビを見る機会が増え、自分にもハマる番組があることを知りました。コンプライアンスに引っかかったり苦情がきたりするような番組も実際にありますが全てではないし、きちんと考えながら視聴できる子どももたくさんいます。「子どもに悪影響だから見せない」というのは違うのではないかと思います。(中学1年・女子・東京)
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テレビ離れは「SNSの影響だ」と言われることが多いですが、むしろどの放送局も似たような内容を放送していることの影響のほうが大きいのではないでしょうか。実際に、同じ時間帯に3つの放送局がそろって衝撃映像の番組を放送していたことがあり、驚きました。(高校1年・女子・熊本)
<放送内容全般に関する意見>
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『月曜から夜ふかし』『Golden SixTONES』『しゃべくり007』(いずれも日本テレビ)など、スタジオセットが豪華な番組は面白いイメージがあります。特に『VS嵐』(フジテレビ・~2020年)のセットが一番好きでした。セットが豪華な番組をもっと増やしてほしいです。(高校2年・女子・東京)
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音楽番組全般で、よく画面の右上に「このあと〇〇!」と人気アーティストの企画が書いてありますが、もうすぐだと思って楽しみにしていても、結局トリまで待たされるケースがあります。「〇時〇分ころ」や「トリは〇〇」とあれば無駄な期待を抱かずに済むと思います。(中学2年・女子・東京)
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AIがニュースを読むことが増えましたが、息継ぎがなく無機質で、発音がスムーズすぎて違和感があります。一生懸命ニュースを読んでいる感じがせず、立て板に水、心にも記憶にも残りません。なんだか人間味がなくなっていくような気がして寂しいです。(中学3年・男子・北海道)
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最近は何か作業をしながら片手間にテレビを見ることが多いので、時々目をやるくらいでも見続けられるような、ラジオのような番組がもっとあっても良いと思う。(高校2年・女子・東京)
<特定の番組に関する意見>
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『ファミリーヒストリー』(NHK総合)を視聴したときにあった「最初から見たい方はこちら」というQRコードは非常に良いと思います。民放でももっと普及すればいいなと思います。(中学3年・男子・東京)
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『魔改造の夜』(NHK総合)は不規則で放送されるので、次回いつ放送するのか分からず見逃すことが多いです。偶数月や4か月に1回放送するなど、期間を決めてほしいです。(中学3年・男子・大分)
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部活から帰ってきて時間があるときに『#バズ英語〜SNSで世界をみよう〜』(NHK Eテレ)をよく見ます。英単語を分かりやすく学んだり、発音を意識するゲームをしたりととても楽しく、言語を学べるバラエティー番組があったら良いなと思います。あるいは語学番組が講習会を開いて視聴者も参加できると良いと思います。(高校2年・女子・埼玉)
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『それSnow Manにやらせて下さい』(TBSテレビ)で、リニア建設現場の立ち入り禁止エリアに潜入していました。立ち入り禁止エリアの潜入企画は知らない世界への視野が広がります。そこで紹介されている仕事の裏側は普段見ることができないため面白いです。今の時期だと、福袋の企画・福袋詰め・出荷・販売などを番組で紹介すれば興味がわきます。(高校3年・女子・長崎)
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「『サン!シャイン』(フジテレビ)3月で打ち切り」という文字をスマホに流れてくるニュースで見ました。あと3か月で終わると分かっている番組を、私たち視聴者はどのような気持ちで見ればいいのでしょうか。発表が少し早いのではないかと思いました。(高校2年・女子・熊本)
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スーパー戦隊シリーズは50年の歴史に幕を下ろすというニュースが話題になったが、制作会社である東映が公式に発表する前にネットニュースやテレビのニュース番組で大きく報じられたことは個人的に好ましくないと感じた。明確な情報源がないのに報道していることがあるとわかり、テレビも含めたニュースメディアへの信頼感が少し下がった。(高校2年・女子・神奈川)
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『プレバト!!』(毎日放送)の作品を生で見てみたいです。大分ではテレビ番組のイベントや公開番組はあまり行われないので、体験できる機会がありません。47都道府県でぜひ開催してほしいです。(中学1年・男子・大分)
<放送局への要望や意見>
- 「ライオンが檻から脱走した」などというAIを使ったフェイクニュ―スが最近出回ったが、テレビ局関係者といった情報を伝える人はフェイクニュースを見分けられるようになってほしい。(中学1年・男子・福島)
【青少年へのおすすめ番組】
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『火星の女王』(NHK総合)
現代に通ずる社会問題が描かれていてリアリティーがあり、とてもおもしろかったです。俳優の演技もとても良く、没入できました。親が「CGが分かりやすすぎる」と言っていて、たしかに煙や爆発シーンは現実味がないようにも感じました。(中学3年・男子・東京) -
『実証科学バラエティー 百聞はジッケンに如(し)かず』(NHK総合)
顔を覚えて「平均顔を高める」ことは社会とのつながりを持つきっかけになり、人生にも深みが出ることが分かった。これからもいろいろな人と出会っていきたいと感じた。(高校3年・女子・徳島) -
『弾丸!空港トンボがえりツアー』(NHK BS)
世界の空港を紹介してくれたので興奮が止まらない番組でした。ジブラルタル空港は映像で見るのは初めてで、将来行ってみたいという気持ちが強まりました。世界にある絶景の空港から不思議な空港、飛行機の墓場など、旅行で訪れるには難しい場所をぜひ紹介してほしいです。(中学3年・男子・大分) - 『ザ・タイムショックZ~雑学だらけの最強クイズ王決定戦SP~』(テレビ朝日)
- 1問につき5秒で回答しなければならず、挑戦者の冷静さと知識が試されていてすごくスリリングだった。学歴を前に出すのはちょっとどうかなあ、と思っていたけれど、学歴の高い人に勝つ場面があると「よっしゃー!」という気持ちになる。やはりQuizKnockの2人の知識量は膨大で圧倒された。番組が復活して大変うれしい。また特番で放送してほしい。(中学2年・男子・東京)
- 自分でも答えられそうな問題が多く、見ていて楽しいと思えました。時計のようなセットも斬新で新鮮に感じました。(高校1年・男子・神奈川)
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『秘密のケンミンSHOW極&見取り図の間取り図ミステリー合体2時間SP!』(読売テレビ)
見取り図が好きなので初めて番組を見ました。怖い要素や不思議な要素があるのかなと思い楽しみにしていましたが、ミステリーというほどの印象はなくあまり面白いとも思いませんでした。(中学1年・女子・東京) -
『1×8いこうよ!』(札幌テレビ放送)
アナウンサー2人が前に出ず、ヤマザキマリと大泉洋の会話を盛り上げる進行に好感が持てました。「油絵じゃ食べていけないから漫画を描いた」というヤマザキマリの現実的な生き方が心に響きました。(中学3年・男子・北海道) -
『ABS news every.+どすこい青春相撲道~陽希とゆかいな仲間たち~』(秋田放送)
30分のドキュメンタリーだったが、最初から最後まで陽希さんの良さがたくさん出ていておもしろかった。陽希さんの素直でコミカルな一面に思わず笑ったし、秋田西中の仲間たちの仲の良さも伝わってきた。仲間たちの話、特に幼稚園の頃から共に練習を続けてきた和琴さんからみた陽希さんの素顔も聞いてみたかった。(高校1年・女子・秋田) -
『子育て日記「乳幼児期から“おうち性教育”」』(山梨放送)
子どもとかかわる仕事に将来就きたいので視聴しました。絵本と聞いて、身近なもので性教育ができることを知りました。性教育を始めるのは赤ちゃんの頃からという先生の意見にも驚きました。「性教育は権利を守ること」というポジティブなイメージが広がってほしいなと思いました。(中学3年・女子・山梨) -
『高校生のじかん』(九州朝日放送)
他県の高校生もハマっていることや悩み事(恋愛)は同じなんだなと思いました。特に良かったのは「推し活」をしている人たちで、すごくいきいきとして映りました。推しの存在は偉大だなと改めて思いました。(高校1年・女子・愛媛) -
『若っ人ランド』(テレビ熊本)
どの高校生にも必ず小さな願い事はあると思いますが、その夢を番組が本気で叶えてくれるドリーマー企画が好きです。夢を語るキラキラした高校生の目も印象的です。(高校1年・女子・熊本) -
『東野山里のインプット』(BSよしもと)
作家「中島らも」と代表作「ガダラのブタ」についてゲストがプレゼンしていたが、ペンで文字のみを書いたスケッチブックを捲りながら話すだけという点が印象的だった。ひたすらにプレゼンターとMC二人の会話に耳を傾ける番組は、まるでラジオのようで新鮮だった。情報量を絞って、端的で気軽に新たな知を得られる番組は良いと思った。(高校2年・女子・神奈川)
◆委員のコメント◆
【最近「この演出(制作者の意図や創意工夫)はすごい!」と思った番組について】
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『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)を視聴した中学1年生の報告に「伏線を張るスタッフがとてもすごいと思う」とあった。番組制作の裏側に興味がある中高生は多いようだが、中高生らしい意見だと思う。
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『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ)を視聴した中学2年生の報告に「映画を見ているようなスリル感」とあった。制作費は厳しいかもしれないが、こういったスケール感も中高生には刺さるのだと分かり興味深い。
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『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(テレビ朝日)について高校2年生から報告があったが、どういう形でキャストを入れ替えるのか私も気になっていたので「よく考えたな」と思った。子どもの頃に見ていた『超電子バイオマン』(テレビ朝日・1984年放送)でも出演者の急な交代があったが、怪人に殺されて変身後の姿のまま葬式が行われたのは子ども心にトラウマで、そのことが頭をよぎりながら視聴していた。ただハプニングはテレビの面白さの本質でもあるので、ここを面白がる視点は良いと思う。
【自由記述について】
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『#バズ英語〜SNSで世界をみよう〜』(NHK Eテレ)について高校2年生から報告があったが、ネットでは海外のコンテンツを見ることはできても、日本と海外との橋渡しをするようなコンテンツはなかなかないので、そういった分野はテレビやラジオに頑張って制作してほしい。
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高校2年生の報告に「時々目をやるくらいでも見続けられるような、ラジオのようなテレビ番組がもっとあっても良い」とあったが、「詰め込み過ぎではない、抜けがある番組」が求められているのだと思う。情報を詰め込むテレビの編集技術が今ではネットにあふれ返っていて、逆に若い人はテレビに違うものを求めているのかもしれない。
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高校2年生の報告に「あと3か月で終わると分かっている番組を、私たち視聴者はどのような気持ちで見ればいいのでしょうか」とあった。大人は「そういうものだ」と思って番組終了の報道に接しているが、よくよく考えたら確かにそうだなと、大人の常識を揺さぶるような意見だと思う。また別の高校2年生のモニターも、スーパー戦隊シリーズの終了について制作会社の公式発表前にネットやテレビが大きく報じたことを「個人的に好ましくない」と報告していた。元放送作家の鈴木おさむ氏は年末に自身のXアカウントで「悲しく終わるような番組がないことを願いたい」と投稿していたが、“番組の終わらせ方”は制作者たちが今後真剣に向き合うテーマになると思う。
今後の予定について
次回は2026年1月27日(火)に千代田放送会館BPO第一会議室で定例委員会を開催します。
以上


