視聴者からのご意見

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2025年12月に視聴者から寄せられた意見

年末に各社がスペシャル編成した番組に対してさまざまな意見が寄せられました。

2025年12月にBPOに寄せられた意見の総数は、1,827件で、先月から1,494件減少しました。
意見のアクセス方法は、ウェブ 85.8% 電話 13.3% 郵便・FAX 0.9%
男女別は、男性 55.9% 女性 22.8% 無回答 21.3%で、世代別では10代 1.6% 20代 9.1% 30代 16.4% 40代 22.0% 50代 34.2% 60代 14.1% 70歳以上 4.0%
視聴者意見のうち個別の番組や放送局に対するものは当該局へ個別に送付します。12月の個別送付先は31局で意見数は437件でした。放送全般に対する意見は115件でその中から15件を選び会員社すべてに送りました。

意見概要

番組に関する意見

年末各社のスペシャル編成の番組に対してさまざまな意見が寄せられました。ラジオに関する意見は67件、CMについては12件でした。

青少年に関する意見

2025年12月中に青少年委員会に寄せられた意見は42件で、前月から34件減少しました。
今月は「表現・演出」が16件と最も多く、次いで「要望・提言」の15件、「報道・情報」の4件などが続きました。

意見抜粋

番組に関する意見

  • 大みそか恒例の歌番組の出演者選定をめぐりネット上で抗議の声があふれていた。2025年は原爆、終戦から80年の節目の年であり放送局が関連する番組を多数放送してきたということも抗議の声の背景にあるのだろう。出演者選定の判断についてもう少し詳しく丁寧な説明があってもよかったかもしれないと思った。

  • 年末政治家が出演するトークバラエティーが多かったと思う。バラエティーなので厳密な政治的公平性は求められないのかもしれないが出演者選びには配慮が必要なのだろうと感じた。

  • 元首相を銃撃した被告の裁判が続く。犯行動機に迫ろうとする報道は重要だが被告の供述や家庭環境について同情的に伝える番組が多く疑問を感じている。殺害という行為の重大性が薄らいでしまわないだろうか。

  • 昨年は高温の影響で米は不作になると各社報道していたが収穫が終わってみれば前年を上回る高水準だった。米だけでなくほかの作物についても言えることだが不作のおそれがあると喧伝することによって価格の高騰に拍車をかける結果となっていないか。昨年の米についての報道を題材に伝え方を検証してほしいと思う。

  • サウナに閉じ込められ2人が死亡した事件。必死に脱出を試みながら力尽きた2人の、生前の幸せそうな写真を何度も繰り返し使うことに違和感を覚える。

  • 反戦報道、ドキュメンタリーの数が少ないと感じる。子ども達や若者が軽い気持ちで戦争を支持することのないよう、反戦メッセージを伝える放送を繰り返すべきだと思う。日本の報道は海外と違ってバラエティーや芸能人の話題が多すぎる。

  • 核武装をめぐるオフレコ発言問題。オフレコを破る際の判断基準や発言の一部切り取りによる印象操作を防ぐ編集方針、報道による影響をどのように考えるかなどについて、メディア各社から説明を聞きたいと思う。

  • 街頭インタビューをはじめ外国語を話す人の音声を完全に消して日本語訳の字幕だけにしている番組があるが、実際に話していることと日本語訳とが一致していることを確認できるように音声は残して放送した方が良いのではないか。

  • ネットで簡単に見られる衝撃動画をVTRとして流してスタジオの出演者がコメントをつけるというスタイルの番組が目立つ。ネット動画を見せるだけの番組に存在意義があるのか疑問。

  • 一般の人が番組に出るときに氏名や学校名などをそのまま出すことに不安を感じる。SNSなどによって個人の特定は可能だし誹謗中傷の的になるかもしれないからだ。

  • 高学歴の芸能人を揃えて競わせるクイズ番組が多いが、学歴にとらわれない多様な出演者によるクイズ番組、難問ばかりでなく子どもも楽しめるような問題を出すクイズ番組を見たいと思う。

  • バラエティー番組などでよく使われる観客の効果音に違和感。実際にはその場に観客がいないにもかかわらず歓声が上がっているかのように演出するのは不自然だと思う。

  • クリスマスが近づくとラジオから流れる曲はクリスマスソングばかりでそれ以外の歌をリクエストしても採用してくれない。トークの話題もクリスマスにまつわることばかり。クリスマスとは無関係だと思っている人間にとっては本当につまらない。腹が立つ。

  • 障がい者に対する人権侵害がなくなるように啓蒙する番組の制作を一層推進してほしい。

青少年に関する意見

【「表現・演出」に関する意見】

  • 深夜のバラエティー番組のVTRのなかで、父親に髪を三つ編みにしてもらうため椅子に腰かけた9歳女児の膝頭に、リポーター役のベテラン芸人が臀部を擦り付けた。女児は「怖かった」と言ったが、芸人は「ギャグやねん」と笑いをさそう演出にされた。放送の倫理観が相当低いと思う。

【「要望・提言」】

  • 週末の情報バラエティー番組に学歴詐称疑惑で市長職を失った女性がVTR出演した。市長になるのに学歴は問わないと思うが、番組でまるでスターのように取り上げるのは不快だ。報道として伝えるのは仕方ないが、このような扱いはやめてほしい。

【「報道・情報」に関する意見】

  • 若者の犯罪や違法行為を報じることが多いが、いまの10代は新型コロナの流行で学校に行けず、社会性を十分学べなかった世代だ。社会性が劣っていると指摘する教員もいる。若者の犯罪報道はその背景にまで踏み込んだものにすべきだ。

【「推奨番組」に関する意見】

  • 子ども向け特撮ドラマ。19歳の女性俳優が降板し、代役の俳優が初登場するシーンで、作品の世界観に照らして違和感のない理由で顔と声が変わったことを説明した。メインの視聴者である子どもたちに俳優が交代した理由をうやむやにしない制作側の対応に好感を持てた。

【「言葉」に関する意見】

  • 特定の番組ではないが、出演する芸人が「殺すぞ」という言葉を安易に使うことがある。命を軽んずる発言だと憂いている。「殺す」を軽々しく使う風潮には警鐘を鳴らす必要があるのではないだろうか。

【「危険行為」に関する意見】

  • バラエティー番組のドッキリ企画で、殺陣の最中に男性の急所を突く行為が笑いの演出としてあった。安全性を確認した上での番組収録だったとしても、深刻な損傷を生みかねない危険なものだ。子どもが模倣するリスクもある。実害防止の観点からも、同様の演出には慎重な判断を願いたい。