視聴者からのご意見

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2025年11月に視聴者から寄せられた意見

クマによる死傷事故や駆除のニュースに対して多くの意見が寄せられました。

2025年11月にBPOに寄せられた意見の総数は、3,321件で、先月から115件増加しました。
意見のアクセス方法は、ウェブ 90.9% 電話 8.1% 郵便・FAX 0.9%
男女別は、男性 37.7% 女性 39.0% 無回答 23.3%で、世代別では10代 3.8% 20代 18.2% 30代 20.2% 40代 19.7% 50代 15.6% 60代 8.6% 70歳以上 2.6%
視聴者意見のうち個別の番組や放送局に対するものは当該局へ個別に送付します。11月の個別送付先は23局で意見数は1,767件でした。放送全般に対する意見は170件でその中から12件を選び会員社すべてに送りました。

意見概要

番組に関する意見

連日続くクマの出没と死傷事故などの被害、捕獲、駆除の報道に対して多くの意見が寄せられました。ラジオに関する意見は48件、CMについては7件でした。

青少年に関する意見

2025年11月中に青少年委員会に寄せられた意見は76件で、前月から51件減少しました。
今月は「要望・提言」が29件と最も多く、次いで「表現・演出」の27件、「報道・情報」の15件などが続きました。

意見抜粋

番組に関する意見

  • クマの出没する地域に住んでいるが今近くに現れるかもしれないと思いながらも、クマ駆除のニュースを繰り返し放送されると心理的に参る。子どもたちはどんな思いで報道を見ているだろうかと胸が痛む。

  • クマ駆除のニュースが連日続く。被害拡大を防ぐために出没した場所や駆除した結果を報道するのは大切だが、猟銃の発砲音を含め生々しい映像を繰り返し使われると違和感を覚える。

  • 朝の情報番組でゲストのタレントが「今はもう動かないおじいさんにトドメ」と替え歌を歌った。高齢の人やその家族をはじめ多くの視聴者に不快感を与えるだろうということを想像できないのだろうか。

  • 若手タレントの不適切な替え歌について、台本通りだったとしたら番組の責任は大きいし、生放送ゆえのアドリブだったとしても事前の打ち合わせを入念に行っていれば防げたのではないかと思った。

  • 情報番組で台湾有事に関する首相の答弁に対する批判を紹介する中で、コメンテーターの落語家が「あなたがた日本人じゃないの?という気すらする」と発言した。発言は切り取られてネットなどで騒ぎとなった。番組での発言は真意がしっかりと伝わるように言葉を尽くすべきだと思う。

  • 性犯罪の報道においては手口の詳細な描写はできるだけ控えるよう配慮を求めたい。性被害にあった人の心的負担や年少者への影響を考えていただきたいと思う。

  • 殺人事件の被害者について生前の暮らしや交友関係などを根掘り葉掘り報道するのはいかがなものだろうか。亡くなった人のプライバシーについて報道機関はもっと配慮すべきだと思う。

  • 無作為番号抽出の電話アンケート。特殊詐欺など防止の観点から見知らぬ番号には出ないようにと呼びかけているのだから、テレビ局が世論調査に使用するのは矛盾していないか。

  • 芸能人をレギュラー出演者に起用するニュース・情報番組が多すぎると感じている。芸能人のコメントが本当に必要なのかどうか番組を作る人に改めて考えていただきたい。

  • 日本の放送局はどこも同じ話題ばかりを取り上げる。二刀流メジャーリーガーの報道一色だと思っていたら今度はクマのニュースばかりだ。各社が個性、オリジナリティーを発揮してほしい。

  • 平成時代のニュース番組では迫力やインパクトを重視して恐怖や不気味さを煽るようなBGMが多用されていた。しかし令和の今視聴者が求めるのは優しさ、柔らかさを感じる映像とBGMではないかと思う。

  • クイズ番組が好きだが今は芸能人によるクイズ番組ばかりだ。一般人が参加するクイズ番組を作っていただきたい。

  • 出演者に対する誹謗中傷に対しては毅然とした対応で臨むとする放送局が現れた。視聴者聴取者にとっても安心できるメッセージだと思う。他の放送局にもこうしたアクションが広がることを期待したい。

青少年に関する意見

【「要望・提言」】

  • 子ども向け特撮ドラマに出演する19歳の女性俳優が飲酒していたことがわかって降板したが、周囲の共演者や番組スタッフがきちんと注意を払っていたのか。彼女だけの責任問題で終わらせないでほしい。

  • 平日朝の情報・報道番組で、ゲストの男性アイドルが「一発芸」を求められ、童謡の替え歌で「いまはもう動かない おじいさんにとどめ!」と歌いながらカメラに殴りかかる演技をした。子どもからお年寄りまでが見ている番組で披露するのは非常に不適切だ。

【「表現・演出」に関する意見】

  • バラエティー番組冒頭のコーナーで、外国に群生するランの花びら1枚をアップで見せたが、その形状が裸の男性が性器を露出した様に似ているとして、出演者らが大騒ぎして男性性器の俗称を連呼していた。子どもも視聴する時間帯だが、まったく配慮が見られず不快な思いをした。

  • 幼児向け教育番組の挿入歌。歌詞やアニメーションで、アフリカという大陸を一括りにしたうえ、腰みのだけの男児を中心に、半裸を含む人たちや動物が踊っていた。国の開発が進んでいないことを想起させる差別的な内容だった。

【「報道・情報」に関する意見】

  • クマの駆除についての報道で、被害状況や注意喚起を放送するのは理解できるが、銃声やクマを駆除する映像を流すのはいかがなものか。命の大切さを教えるべき子どもたちの目にどう映るかを考えていただきたい。

  • テレビニュースの報道で最近、「男女の関係」や「ラブホテル」という表現を聞く。子どもも視聴する時間帯のニュースで性に関する表現が使われると家庭内で不要の混乱を招きかねない。時間帯への配慮や、適切な言い換えを検討してほしい。

【「言葉」に関する意見】

  • バラエティー番組のクイズ企画で、正解した出演者を「イケ舌」、不正解者を「バカ舌」と呼称していた。「真のバカ舌決定!」や「バカ舌専用」などの表現もあった。「バカ」という言葉を強調する演出は現代の価値観から遊離していると思う。